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2012年3月

2012年3月10日 (土)

見事な雪国の山仕事の道具

 雪融けとともに芽吹き出す山菜採りを夢見ながら、長い冬の時間を雪国の人々は、こつこつと丁寧に山仕事の道具を創りだしていた。北国の人はすごい。今、手にしてみると、なんと美しく見事な手わざであることか。そうしたものの逸品を、一部紹介します。

1.ばんどり

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 余りぎれを裂いて編んだ(裂織りとは違います)背当て。担いだ荷物が痛くないように、肩や背中を護るもので、背中の部分が二重になっている。ひし形模様は、津軽こぎん刺しを思わせるようなしゃれた模様となっている。それにしても色合わせといい、デザインといい、秀逸です。

2.やまぶどうの背負いかご

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 つる性の植物としては、最も強度のあるヤマブドウの蔓で編んだ背負いかご。昔は、このかごいっぱいにゼンマイなどの山菜を採ったものであろう。(明治~昭和初期ごろのもの) 

3.蓑(みの)

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 しぐれたときは、蓑を羽織る。軽くて水を通さないこの蓑は、シナの木の皮と、ヒロロ(ミヤマカンスゲ)で創られている。 

 以上、今ではとてもぜいたくなものですが、東北地方や越後などで、つい最近まで使用されていたものです。

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