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2013年1月

2013年1月28日 (月)

櫟家のひなまつり

 飛騨高山では、大正時代半ばになると、土管や植木鉢に代わって、型でこしらえた素朴な土人形が盛んにつくられた。Img_3554

 昭和30年代までは、春の重たい雪が飛騨路を白銀色に染める中、この土人形の雛「山田焼」をかごに積んで売り歩く人の姿が、毎年、見られたという。(以上、文化出版局「雛祭り雛めぐり」から)Img_3556
 写真は、その雛人形です。現在は、もうこの土人形は製作されておらず、小型の内裏さまと三人官女が末裔の方によって作られています。
 飛騨地方は、雛祭りのころは、まだまだ雪に覆われて、その雪の中から顔を出す「あさつき・・・ユリ科ネギ属」を野辺で摘み、箸に見立てて竹の筒にさし、雛あられとともに、飾ったそうです。今年は、全国的に記録的な寒い冬となっています。春になって、あさつきは見つけることができるでしょうか。
 当ギャラリーの雛祭りは、3月9日まで。全国の郷土玩具と、神社仏閣で授与される雛人形、時代布で作成した吊るし飾り(さげもん)を飾っています。

2013年1月 3日 (木)

手仕事を重ねた春の服

 平成25年が、輝かしく明けました。新年は、「今年も良いことがありますように・・・」と願っていたものですが、震災後は、「今年は悪いことがおこりませんように・・・」と願うようになりました。すなわち、悪いことがおきなければ、それだけで幸せと気づくようになりました。皆さんにとって、今年も悪いことが起こりませんようにと願うばかりです。

 さて、年が明ければ、春が、そして花だよりが待ち遠しくなりますが、そのような季節に手に手をいれた春の服を紹介します。
 下は、東北地方の刺し子の野良着をジャケットにしたものです。数十年も前の人が、生地全部を極細に刺したもの(横じまのように見える部分が糸を細かく刺したもの)に、ところどころ、現代の刺し子を施した刺し子づくしのジャケットです。Img_3549
 また次の作品は、枇杷を手で染めた毛糸を、前部分をフエルト化し、背の部分を手編みした究極のベストです。サーモンピンクと灰ブルーは、枇杷を媒染でそれぞれの色に染め分けたものです。同じ糸を前部分と背部分を素材変化させた、手仕事の妙味がしゃれています。Img_3553

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